emmy
07
8月
2019

スパイクリーの格好良さメガトン級。

先週末は🌴🌻

今年初の夏フェス[beatyard]へ遊びに行ってきました!

 

主催は”body tonic”という

アイルランドで1番大きなイベント制作・運営会社。

日本で言うところ

スマッシュとかクリエイティブマンに近い気がします。

ダブリン市内にbody tonicが直接運営するクラブも何軒かあり

wigwamやthe Bernard Show など。いつも良いアーティストさんのイベントが打ち出されています。(ダブリンにお住まいまたは旅行にいらっしゃる際は週末のスケジュールは是非チェックをば!)

 

 

はじめての”beatyard”だったのですが

めちゃくちゃイイ!!!!

会場設備や出演アーティスト。

アイルランドで何回か夏フェス体験しましたが、個人的No.1に楽しいイベントでした。

と、いうのも(これイチバン大事。)

食べ物がどれも美味しかった~。

(サクサクのコーンにぎっしり詰まったあつあつチーズとトマト。ちなみにこれピザ。写真の100倍美味しかった。)

 

フジロックとかラビリンスとか

日本は当たり前にフェス飯が美味しいですが。正直ダブリンのイベントって…

お世辞にも美味しいなんて言えないんですよね…

と言うか、お酒のブースは山ほどあっても

フードのポテンシャルがびっくりするほど比に合わなくて

ファストフードのプライドポテトみたいなのとか、ニューヨーカーも後退りするようなカサカサなホットドッグとか…🌭

選べるような種類もないですし…んー。

 

あんまり期待はしないが常でした。

しかしbeatyardはお酒のブースと同じくらいフードも充実していて。

スモークムンムンなBBQブースや

ピザのワゴン(←中に釜が見えた)

ホットパイのブースやアイリッシュバーガーのブース。

多種多様あって

オトそっちのけで食べては呑んで

まさにフェス感を浴びまくることができました。

お酒はもちろんジェイムソン。

ビールやカクテルもたくさんのブースがありました。

 

 

さて、個人的この日1番気になっていたのが…

Grandmaster Flash ⚡️

観るのが初めてなのはもちろんなんですが。

現役で活躍されているのを知らなかったクソ野郎なもんで、生きていることに感動してしまいました。そしてドエライカッコ良すぎて、言わずもがなこの日のベストアクト!

 

レコードの右も左もわからなかった大学生の頃

先ずは”Afrika Bambaataa”聞かなきゃダメだよ。とレコ屋に勤め始めたときパイセンに言われたのがきっかけで

オールドスクールをバコバコ買い漁っていました。

ふと、聞いた

Grandmaster Flash & Furious Fiveの12inchに

思わず

“わぁ、これポンキッキーズじゃん!”ってなったあの本末転倒感。今でも忘れられません。w

(私達の世代ならポンキッキーズは毎朝誰しもが観ていた番組で、幼稚園の頃BOSEの顔がめちゃくちゃタイプでした。w

小窓をキュッキュッするBOSE…すごい可愛かったなぁ。

オザケンはちょっと小難しいお兄さんという印象で個人的に今でもコーネリアス派なのはきっとここから繋がっているんです…ゆとり世代あるある。)

 

ええとなんだっけ。

で、そうそう。めっちゃ浅いファン歴ながらも

Grandmaster Flash がダブリンに来るなら絶対絶対観たいよなぁ、と。

だけどあのGrandmaster Flash なのか?とライブが始まる前、ちょっと半信半疑すぎたのも事実です。

と、いうのもぜんっっっぜんお客さんが居なかったんです。

ダブリンであるフェスに然りライブに然り、パンパンになる空間に居合わせた試しが未だ嘗てありません。(みなさんイベントに行くならやっぱりロンドンに行かれるんでしょうか…。)

間近で観る⚡️に、どちゃくそ興奮。

パフォーマンスの煽り方からバックスクリーンに流れる手元カメラのスクラッチの仕方。

かっこよすぎて

この日全員⚡️に抱かれたヨルでもありました。

 

また

ATCQの曲でファイフが画面いっぱいに流れ、彼がここにいるかのような数分間。

知ってる知らないとか関係なく、hip-hopの音圧が最高に心地良く、これを体感できる幸せな振動に

“イマわたしはフェスに来ているんだああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!”

パワーで昇天しそうになりました。

 

たくさん書きたいことあるし他にもたくさん観たけど

Grandmaster Flash が良すぎて記憶の追いかけっこが間に合いそうにありません。

Bristolの2人組DJ”ICARUS”もめっちゃかっこよかったし。

Leon Vynehall も野外感あるプレイが最高にステキでしたし。

疲れて見逃してしまったMount Kimbieに後悔もありますが…

とにかくダブリンらしさ満点なフェスで

本当に楽しいデイタイムでした。

 

 

そしてそして

夜は市内にあるライブハウスで。

なななななんとMoodymannのイベントがありました。

しかもチケットがこれまた売り切れていないというハチ切れんばかりの謎。

まあ、ダブリンでソールドアウトになるイベントって先ず持ってないと。知っていたので

beatyard帰りの列車でチケットを買いました。(この時、夜10時半で開場は11時でした。)

前座にローカルのDJが3組入っていたので

12時半くらいを目安に会場に向かうと

なにやら人集りと

動いていない列が連なっていました。

 

不思議ながらも並んでみると、列から乱れたところにたまたま

一緒に住んでいるイタリア人のフラットメイトが見て取れたので

あああー!来ていたのねー!なんて話すと

いやぁ、キャンセルになっちゃったみたいだね。と言われました。

私はなんも知らなかったので

一瞬この子が行くのやめたのかな?と勘違いしてしまいましたが

どうやらイベント自体がキャンセルになったみたいで(なぜギリギリまでチケット売ってたんやー!)

なくなく、諦めることになってしまいました。

告知が始まった

春くらいからずっと楽しみにしていたのでかなり残念…

 

 

しかし、夜は続きます。

 

別の箱でLeon Vynehall のAfter Party があったのでこっちへ向かいます。

チケットないけど大丈夫かなぁと一抹の不安を抱えながらも

バッチリ入れて(カード使えなくて1回マチナカまでATM走ったけど)

(ああ、そうそう。beatyard でもキャッシュオンリーが多かったのが今回の反省点でした。ダブリンはクレジットカード社会なので、野外イベントでもなんでもカードさえあればだいたい行けるんですが、この日みたくたまに使えないことがあるので絶対降ろさなきゃダメだなぁと思いました。気をつけて!)

野外とはまた違った選曲。

攻めでもあり、ディープさも金揃えたLeon Vynehall …

 

昼間っから呑んでいたのと体力の限界も相まって記憶が始終フワフワしていたけど

クラブの中が殆ど真っ暗状態で、全く前が見えずそれがまた更に深い夜へと音と共に流れていきます。

めちゃクチャかっこいいDJ過ぎました。

今一番大好きなアーティストです。

(近い内ほかにヨーロッパでイベントないか調べよう…)

好き過ぎてLeon Vynehall になりたいという斜め向きな思考に最近なっています。かっこよすぎる…

 

 

さて、こちらは全然暖かくも寒くもない

ダブリンらしい夏がいよいよ始まりました!

たくさんイベントがこれからあるので、とっても楽しみな8月になりそうです。

ではでは~~~。

 

 

と、書いた途中で。

1個だけGrandmaster 繋ぎでまとめておきたい小話があります。

今、ダブリン市内の映画館で

スパイク・リーの[Do the right thing]公開30周年記念。

フィルムでのリヴァイバルが限定で上映しています。

これは絶対に劇場(しかもフィルム🎞)で観たくって、昨日やっと観に行ってきました。

確実に賛否(特に”)の別れる作品だと思うのですが

冒頭からおしりまで

もうむちゃくちゃなお話なのとスパイク・リー、本人の脱帽する程の格好良さ。

ひとえにカッコイイという括りの中にある見た目の格好良さなんていう安っぽいセンスでは言葉が全然足りなくて

意図する表現や彼の剥き出しな視力の良さに

観ているこっちはスクリーン越しながらもクラクラしてきてしまうくらい、半端ないブラックパワーにうたれまくるアクトまたシーンの連続でした。

最新作[BlacKkKlansman]への土台がしっかり1989からアプローチし続けていた過程や

黒人社会や差別。ブラックミュージックへのプロセスがどえらいかっこよ過ぎます。

フランス映画の芸術性をあげるのなら、この作品は明らかに真逆の位置にあって(同じアメリカ映画括りでハリウッド作品と対比するにはジャンルどころではなく、ムービーという枠組みすら違う気がします。)

表現の中にある、汚さや貧しさ乏しさが

音楽と共に美術へと変換される美しさにラストシーンの疾走感は

こちらのメンタルまでもがぐっちゃぐっちゃに掻き乱されます。

あってはならぬ作品とも言えるような、とにかく30年経っても

この映画のヤバさはとんでもなく超メガトン級です。

是非観てみてください。

 

P.S.

前に座っていた男の子2人組がゲラゲラ笑っていた意味がちょっとわからなかったのは

ただ単に私の英語力のなさなのは言わずもがなでしょう。

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