emmy
13
9月
2020

お勧め邦画90s-00s📽

今週月曜日のダブリンデジタルラジオお聞き頂きありがとうございました。

こちらより放送分お聴きいただけます。

今回はいつものようなアンビエントやシティポップではなく個人的に好きな映画のサントラを合わせて1時間作ってみました。
今までしたことはないんですが、これを機に今回はきちんとリストもあげてみようと思います。
ざっくりとしたまとめになってしまうので何かありましたらDMまでぜひぜひご質問等もお待ちしております。
 
 
 
#001
地球で最後のふたり(2004)/ペンエーグル・ラッタナルアーン
At the Edge of the universe/silence=space
今作はタイの監督による日本との合作作品。(製作には他フランスオランダシンガポールも絡んでいるそうな)
90年代〜00年代始めの浅野忠信の最高にエモいジェネレーションをがっつり切り取った作品でもあって
几帳面で潔癖症のタイトな浅野さんが、画の如く。イメージ通りすぎてむちゃくちゃにかっこいい。
この時代の浅野さんが出てる邦画作品ほとんどハズレなしというか
関連する音楽とか書物とか全てが全て…ありあまる個性が突起でていて唯一無二の抜群なセンス放っています。
そして今作、主人公ノイちゃんも素敵フィメールで、’ノイ’って名前にビビッと来るというか、語感がかわいいなーってずっとこの作品観てから思っていて
いつか犬飼ったらノイちゃんにしたいなとか淡い夢を持っていました…が現実的には’おーじろう’というどちゃくそ和物ネームな柴犬を実家で飼って居ます。現実ってそういうものだよね🐕
 
 
 
#002
風花/相米慎二
(Lonely Woman/大友良英)
セーラー服と機関銃‘、’台風クラブ‘の代表作がありますが
相米さんの遺作となっている今作。’風花‘が個人的には一番大好きです。
サントラの中にもセリフがそのまま落とし込まれていて、このキョンキョンの声音が最高に心地良いヴォイスなのとアンビエントミュージックの中に映画のシーンがくっきり呼び起こされる様が非常に面白い。
あと、個人的に麻生久美子の声がもこもこしてて大好きなんですが
若かりしき頃の麻生久美子も必見の映画です!登場人物全員エモい!
 
 
 
#003
水の中の八月(1995)/石井聰亙
(The Stony Crowd/小野川浩幸)
現在は石井岳龍に改名されてますが
もう、石井聰亙といったら…………とんでも作品ばっかり。
今作主演の小嶺麗奈さんて、私的には’音無可憐’に出ていた(このドラマ知ってる人いるでしょうかw)のイメージしかなくって
これ観てうをおおおおおおおおってなりました。榎本加奈子よりめっちゃ可愛い。
(最近逮捕されたと知って二度目のウヲヲwでした。)
サントラを担当している小野川浩幸さんは今作以降石井聰亙作品を手がけていて’ELECTRIC DRAGON 80000Vのサントラもすごくすごくよくて今回のラジオでかけたかったんですが…テイストがかなりファンキーなので繋げにくく断念してしまいましたw
いつかダブリンのどこかでこのトリッキーミュージックを流せる日が来ることを願わくは…
 
 
 
#004
怒り(2016)/李相日
(Rally/坂本龍一)
こちらだけ、今回かけたサントラ集の中で00年代以降の作品になりますが
最近Netflixで観て非常に印象深かったのでテーマからは逸脱してしまいますけども、こっそり入れてみました。(すごいどうでもいいですが以前作った不動産屋ディスのyoutubeビデオの中でサムネタイトルを’怒’にしたのですが、この作品を観たその日でもろに影響されまくったからであって、正直不動産屋に対してではありません。むしろ怒りを超えて彼らにはいま、無ですw 残念ながらいまだにダブリンで借りていたマンションでのトラブル続いています…涙)
なかなかに重い作品であって、これ面白いよ!っていう言葉で人にお勧めは出来ないのですが
坂本龍一のサントラがとっても素晴らしいので作品と伏せて、聴いて、観て、色々受け取れて、それぞれにいろんな見方ができる映画なんではないかなと思っています…
ここには書けませんがラストは誰もが思った犯人ではなかったんじゃないでしょうか。
人間怖い。
 
 
 
#005
トウキョウソナタ(2008)/黒沢清
(Shissou/Kazumasa Hashimoto)
最近キョンキョン叩かれてるけど
映画の中のキョンキョン大好きなのでどうも不倫話には興味も湧かず正直プライベートなキョンキョンにこそ興味ないのでどうでもいいんですが
トウキョウソナタ‘の奥さん役はめちゃくちゃハマってて素敵です。(現実はきっと違うのかもですが…)
今作、出ている俳優さんがものすっごくよくて…津田寛治のひょうひょうとしたニートマンなところとか
香川照之の大人のずるさとか男のプライドとか、絶妙な人間の機微さが面倒にも働いてしまう生きにくさとか…サラリーマンの性に日本人としてずっしりと共感してしまいます。息子がピアノの先生に憧れてるのとか切ない…ううう。
サントラという括りより、Kazumasa Hashimotoさんのこのアルバムがもう映画とは別個に完結されていてアンビエント好き必聴な一枚にもなっています。
実は何ヶ月か前のDDRでも今作から一曲使わせていただきました。めっちゃ好きなアルバムです。
是非チェックしてみてください!
 
 
 
#006
ウルトラミラクルラブストーリー(2009)/横浜聡子
(陽人と町子-しょうとつ-/大友良英)
この作品で横浜聡子を知りましたが、もうめちゃめちゃ大好き!邦画ファン必見の映画監督です。
(ジャーマン+雨、サ ッッッイコウです)
今作のマツケンのトリッキー感もまたたまらないですし、#002で述べたように麻生久美子がもういいのいいの、すごくいいんですよ。
なにせ、このパワーワード的タイトルからして、素晴らしい。映画も音楽も絵画も…やっぱりタイトルが一番大事だと思います。超好き好き大好き愛してる恋愛ものなんですが
サントラからも受けるようにかなりノイズミュージックがこの映画の真髄にものすごくマッチしていて
ちょっとトチ狂った横浜さんワールドがたまらなく爆発している作品です。
ゲテモノ好きは必見ですぞ。(間違ってもマツケンのビジュアルファンの方にはお勧めは出来かねます…)
 
 
 
#007
ナイスの森(2006)/石井克人•三木俊一郎•ANIKI
(Theme of Reconciliation/ Eriko Sakurai)
石井克人と浅野忠信のコンビは邦画の90s-00sを代表すべくお二人だと勝手にあげてしまいます。(が、あながち的外れではないかと….)
そこから見るに、今作は後期に値しますが
石井克人のぶっ飛んだ世界観と、おしゃクソ俳優陣のコラボレーションで
全てが全て…もう、めちゃくちゃ気持ちいい落とし所に持っていくあたり…
シリーズものではないけれど…仮に三部作とするならば’鮫肌’ ‘PARTY7’からの
終着点のようなエンディング的要素もどこかしか受け取れます。
石井聰亙、石井克人、石井裕也…
石井さんと結婚したら良い映画作れそうだなって大学生の頃ずっと思っていました。が。人生史上、今までに石井さんと出逢った事ないんですよね。
いそうでいないみよじ………
(まあ重田もいないですけどw)
わたしの中で石井さんは憧れです。
 
 
 
#008
BULLET BALLET(1998)/塚本晋也
(Bullet Ballet Film mix/石川忠)
ここのレコメンド描くのに既に3時間くらい書いては消して、書いては消しては繰り返していて…
好きとかのレベルじゃないくらい超ウルトラミラクル大好きな監督さんなので
作品自体も選べないのですが
バレットバレエを観た当時。あまりの衝撃に何度も何度もVHS擦り切れるくらい観直した記憶があります。(10回くらいビデオ借り直しましたそれくらい好き。ていうかもう塚本さんの怪演が素晴らしいし御本人自体の大ファン)
正直、塚本晋也の作品に出会って映画そのものが大好きになりましたし、高校生の頃は怪獣シアターに絶対入りたいとずっとずっと夢見てきました。(結局は叶わなかったけどひとつ自慢がありまして。大人になって、 ご本人と直接お会いできたこと、またそれが以前働いていた 映画配給会社のイベントがらみで一緒に飲みに行けたこと…思い出すだけで白飯3杯行けます今でも…一生の思い出です…涙)
さて塚本作品といえばな、石川忠であって、ほとんどのサントラを彼が手がけており、鉄男のような機械的またアヴァンギャルド溢れる作風が本当に本当にかっこいいです。映画とはまた別枠で、ノイズミュージック好きな方必聴アーティストさんです。
余談ですが、塚本さんの演技も好きですし、塚本さんの書かれている本も同じくらい大ファンです。
悪夢探偵‘すっごく面白いのでこちらは小説版から入られることを強くお勧め致します。
演技面でなら、利重剛の’クロエ’に出てくる塚本さんは、もー本当に素敵で、作品の中で青山真治を崇拝してくるあたりとかもうね…邦画ファンからしてKIDS心ごっそり持ってかれます…(原作は有名なフランスの小説’うたかたの日々’より)
 
 
 
#009
FRIED DRAGON FISH(1996)/岩井俊二
(Break These Chain/chara)
言うならば、この映画はエンドロールでドヒャ!!!!っとすると言うか
charaの’Break These Chain’ が聴きたくて最後まで待ってしまう自分がいます。
あとやっぱり浅野さんとcharaっていうのがもう。。。もうね。やっぱ良いですよね。
PiCNiCもいいですが個人的にはchara×浅野忠信ならこっちをお勧めします。
あと全然話変わりますが最近これまたNetflixで’リップヴァンウィンクルの花嫁‘を観て、びっくりしてしまいました。めちゃくちゃ面白かったです。coccoってこんなちゃんと演技するんだ。
ちょっと今作は岩井俊二というよりかはどことなく園子温さもあるように感じられました。(ただ3時間超えの映画ってそれだけで観る気なくしますよねw)
綾野剛の良さが今まで微塵もわからなかったけど…最後ハラっとさせられました。いい!
 
 
 
#010
けものがれ、俺らの猿と(1998)/須永秀明
(Hana/Asa-Chang&Junray)
鳥肌実のシーンだけでもう胸いっぱいw
PV監督さんだけあってワンシーンごとにいろんなお話がぶっ飛んでねじ込まれている、とてもスピード感あるストーリーになっていて
そのテンポの良さにも音楽がうまく混じりあっていて
ナンバガとかゆらゆら帝国とかブッチャーズとか…邦楽ロック好きな方なら全部にハマる作品かと思います。
今回入れた’花’はラストの曲なんですが、ちょっとこれだけ異様な感じでナンジャコリャって、最初聞いたとき混乱したんですよね。
ていうかこの映画の全てがナンジャコリャなんですが(町田康感すごい出てる)
90年代の永瀬正敏最高すぎます。濱マイクより断然サジ派。
 
 
 
#011
水の女(2002)/杉森 秀則
(the Black Sooty Dream/菅野よう子)
生きとし生けるものでムラジュンが一番大好きなんですが
好きすぎるゆえに一周回ってUAも大好きです。
今作のメインテーマ’閃光’を聞くたびに、ムラジュンをおもって作ったのかなとか勝手に考えてしまいます(おっと…きもい)
UAの女優作としても’水の女’は出世作なのではないでしょうか。
これまた浅野忠信とUAのコラボレーションてのがまんまと00年代邦画テイストに上手くはまっていて
すっごい穏やかで、これといって特になんてことない話なんですが
このふわっと感が心地いい…
高校生の時この映画観て意味わかんなかったけど
‘紅の豚’と一緒で、大人になって観ると良さがわかる作品でもあります。
 
 
 
#012
ナヴィの恋(1999)/中江裕司
(Rafuti/Michael Nyman)
上に話に続きますが…
今作のムラジュンが破茶滅茶かっこよすぎるので虹郎君しか知らない私よりうんと若い世代の子にこそ観て欲しい…90sメンズノンノモデル出身俳優陣の素晴らしさを。(この頃の松岡俊介とかARATAとか透き通ってまじMid90s)
あと、西田尚美がめちゃくちゃキュートです。
私が小学校の頃、’魔女の条件‘が流行ってて大好きで見ていたんですが
このドラマのせいで危うく西田尚美が嫌いになるところでしたw
沖縄っていう素晴らしいロケーションあってこそですが、西田尚美とムラジュンの純朴カップルの育む恋愛物語に心が優しくなれるお話。お母さんに絵本を読み聞かせてもらっているような心地よさ。
中江さんの作品はどれもこれも愛が溢れていて、どの作品にもそこには愛しかないくらいおむねが豊かになれる作風なので、本当めちゃくちゃ大好きです!個人的には’ホテルハイビスカス’もまたイチオシ!(ボクシングジムのスタッフ役でちょっこっとムラジュンが出るんだけどこれもめちゃくちゃいいので是非観てみて!)
 
 
 
#013
菊次郎の夏(1999)/北野武
(Summer/久石譲)
この作品を観て100人が100人ともに思うんじゃないかと察するんですが…
いや…少年の名前が菊次郎ちゃうんかい!っと突っ込まずにはいられないぐらい少年あっての夏物語w
そっち(北野の方) かーいっていう。ね。
ちなみに少年の名前は’正男’であって、序盤からわかってはいたんですが
ナンとも言えない菊次郎顔なんですよね。
めちゃくちゃ味のある顔で、子供ながらにおっさんみたいな表情するもんだから演技云々ではなくこういうのって生まれ持ったセンスなんだろうなとお門違いながら嫉妬してしまいます。(芦田愛菜ちゃん越え)
あと、もうずっと劇中の中でこのSummerがかかっていて
一回観たら久石譲でお腹いっぱいになりました。
 
 
 
#014
SURVIVE STYLE5+(2004)/関口現
(Someday somewhere somebody/James Shimoji)
この作品の疾走感は石井克人っぽさもあったりするんですが
浅野忠信の持つ世界観と言ったほうがぴったりな、浅野忠信あっての映画です。
主演の橋本麗香さんのお人形みたいな可愛さもこれまた必見であって。
前作の’白痴’(手塚治虫の息子さん手塚眞監督作品)にも出ていましたが…浅野さんとのタッグが一番相性良さそう。ちなみにこの映画私はトラウマすぎて…途中ゲロ吐いちゃった記憶があります。原作は坂口安吾であって、小説と映画は別物として受け取ったほうがいいと思います…グロい系というか…こういうエログロ私は本当に苦手です…
話は逸れましたが
SURVIVE〜は浅野さん橋本麗香さんだけのストーリーではなく、いろんな物語が合わさっているいわばオムニバス作品となっています。
この頃の加瀬亮も光っておられましたよね。今どうしているんだろう…
 
 
 
#015
戦場のメリークリスマス(1983)/大島渚
(Merry Christmas Mr.Lawrence/坂本龍一)
レコメンなんて恐れ多すぎるほどであって、言わずもがなの名作でもありますし、この映画観たことない人でもサントラは聞いたことあるぞって人が圧倒的多い作品かとも思います。
ちなみにこの曲を今回ラストに持ってきたのは、
私の次に廻すIanさんがYMO好きなので
目に見えませんがこそっと彼につなぐ一曲でもありました〜
ダブリンのDJ友達で大島渚ファンの子がいて、前にちょっと映画の話をしたけど、’愛のコリーダ’の衝撃はやっぱ今でもPTSDもらっちゃうような作品で、映像から受ける一種のテロリズムのようなものを感じるよねと。
確かわたしは大学生の頃、新文芸坐で見たような記憶があるんですが
もう大島渚の二本立てとか、人生を10年くらい一気に味わってしまった感じありました。
連続で渚は勿体無いし精神に異常をきたします。マジ。
 
 
 
てな感じで、
ただの独り言みたいな…レコメンにもならない作品紹介でしたが
もし気になる方いましたらタイトルだけでも拾って帰ってください!!!!
今時行かないかもしれませんが、是非是非レンタルビデオ屋さんにてチェックされることを推奨いたします。
 (Netflix系には落ちていないと思うのでこれこそVHSデッキ持ってる方はビデオで観てほしい作品ばかりです!)
 
そしてそして次回のダブリンデジタルラジオは
 10/6(月)夕方6時からオンエアがあります。(日本時間翌2:00〜)
毎回特に何も決めていませんのでふらっとリクエストなどもどしどしお待ちしております!
 
夜更かしのご予定ありましたら是非ご視聴ください!
こちらリンクトップページよりお時間ぴったしに始まります〜
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